Sawamura Material
CFRP-related products
熱可塑性プリプレグシート
Carbon Fiber Reinforced Thermo Plastics
弊社では熱可塑性プリプレグシート、及びそれに関連する副資材を
販売いたしております。
今までは成形後の調整の難しさがカーボン素材を義肢装具に
利用する上での問題となっていました。
その問題を解決し、容易に調整可能な新しいカーボン素材が
誕生しました。
義肢装具の設計の幅を広げ、より多くの患者様に高い効果を
得ていただける装具を製作いただくために、弊社では
販売している熱可塑プリプレグの正しい取り扱いについてお伝えし、
患者様に安心・安全な義肢装具を提供できるよう
熱可塑プリプレグ取扱セミナーを開催させていただいております。
当社熱可塑性プリプレグシートの利点
一般的な装具用プラスチックに比べて・・・
1:剛性が高い >> 装具の軽量化が可能
2:弾性強度が高い >> 装具の高機能化が図れる
他のカーボン繊維強化プラスチックに比べて・・・
1:成形方法が比較的容易
2:熱可塑性なので成形後調整が可能
3:材料特性は熱硬化性プリプレグカーボンに匹敵
>> 必要十分な材料特性
熱可塑性プリプレグシートでの装具製作方法
1:プリプレグシートをモデルに添わせて貼り付け
2:加熱吸引成形(※)で、焼成 ※プリプレグオーブンでの使用を推奨
3:トリミングラインに合わせて削り出し
熱可塑性プリプレグシート販売までの流れ
1:熱可塑性プリプレグセミナーの受講
2:試作品の分子量測定を実施
3:分子量が既定値をクリアしていただいた段階で販売開始
分子量測定とは?
熱可塑性プリプレグカーボンは成形時の条件により、
成形物の分子量が変動します。
分子量は成形品の材料特性を知る指標となります。
弊社では、患者様の安全性を確保するため、
購入を希望される義肢装具製作企業様には、
販売前に試作品を作成していただき、分子量計測を実施
させていただきます。
計測された分子量が既定値を超えた企業様にのみ、
熱可塑性プリプレグ関連資材を販売させていただいてます。